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2015年11月10日放送

プロが教える生キクラゲの美味しい食べ方~健康いきいきメモ(放送第8回)~

今回は、株式会社ケイコーポレーションの料理顧問である湯本明彦様を特別ゲストに迎えて、ご家庭でできる生キクラゲの美味しい食べ方をご紹介します。

特別出演、株式会社ケイコーポレーション料理顧問・湯本明彦様のご紹介

長年にわたり有名料理店で研鑽を積み、その後、海外(グランドハイアット香港)で料理長を務められました。帰国後は国内でも数多くの超一流レストランでご活躍されています。一例ですが、東京の森ビル内、会員制レストランの六本木ヒルズクラブにて、和食総料理長としてその立ち上げに携わり、現場から経営まで幅広くこなされています。
2015年の2月に株式会社ケイコーポレーションの料理顧問に就任。美食を追求する日々を送っています。今回はそんな湯本さんに、生きくらげの美味しい食べ方についてお伺いしました。

家庭で出来る生きくらげの美味しい食べ方とは?

太田さん(レディオモモのパーソナリティー、以下「太田さん」): それでは本日は湯本様から、ご家庭でできる生キクラゲの美味しい食べ方を教えていただきましょう。どんなお料理か特徴を教えていただいていいですか? 料理人の湯本さん まず「生きくらげと椎茸の佃煮」です。

湯本さん: 味付けは、お醤油、お酒、みりんの3つがベースになります。基本的に家庭の常備食として使っていただきたいと思っていますので、レシピを見ていただければわかると思いますが、甘目の味付けになっています。
みりんを半分ぐらいに控えれば、あったかいご飯にのせて、お茶をかけてお茶漬けとしても召し上がれますので、使い勝手はいいんじゃないかと思います。
■生きくらげと椎茸の佃煮の作り方>>こちらから。

太田さん: 2つめは「生きくらげと茹で豚のマヨポン酢」です。

湯本さん: これは、夏でしたらいわゆる「冷やししゃぶ」という考え方です。これから冬にかけては、あったかい茹で豚に野菜をたっぷり添えれば、より美味しく召し上がっていただけるのかなと思います。

太田さん: ありがとうございます。これからの季節にもぴったりな美味しい2つのメニューをご紹介頂きました。
■生きくらげと茹で豚のマヨポン酢の作り方>>こちらから。

生きくらげの魅力とは?

太田さん: 実は先日、ケイコーポレーションの中でも一番新しい、昨年11月にオープンした「くらしき茶寮」さんにお伺いして、先程紹介した2品を既に私たち、いただいてきました。

所長(きのこ研究所の所長、以下「所長」): いただきましたね!

太田さん: 感想といたしましては、まず一番に食感が面白いなという風に思いました。また、食べ応えがあるな、という感じでした。
一般的に、きくらげは中華料理で馴染みがあると思うのですが、今回ご紹介いただいたものは和食という感じですよね。意外とどんな料理にも合うんだなと感じましたが、いかがですか?

湯本さん: 私もですね、生のきくらげっていうのは何度か調理したことがあるのですが、やはり一番の特徴は「ジューシーさ」と「食感」ですね。
やはり一般的には、乾燥のきくらげを戻して使うという感覚が大半だと思いますが、生きくらげのジューシーさと食感は乾燥きくらげと比べると雲泥の差があります。ぜひ今回このレシピを基に、皆さんにもどんどんたべていただければと思っています。

太田さん: 生だとちょっとベチャッとしてしまいそうかなと思うですが、全然そんなことはなく、本当にジューシーな味わいだなと思いました。
国内のみならず、海外や日本各地の名店で料理一筋で活躍されてきた湯本さんのお墨付きと言いますかね、本当に浅野産業さんの生きくらげはとっても美味しいです。
ここで改めて、生産者の立場として生きくらげの良さ、こだわりを浅野産業きのこ研究所の所長からお伺いしたいと思います。

所長: 私たちは生きくらげにチャレンジして3年目なんですが、まずは特徴としては今紹介がありましたけれども、「コリコリ感」ですね。この食感は生きくらげの特徴である繊維成分、「食物繊維」ですね。
食物繊維は栄養から言いますと第6番目の栄養素とも言われていまして、いわばお腹のお掃除役とでも言いますか、いらないものを体の外に出してくれるとか、そういった作用があります。ぜひ皆さんも先程のレシピなどを使って食卓に取り入れていただければ!岡山県産で、地産地消にもなりますし。

太田さん: 改めて、女性には本当にうれしい食材だなと思いました。普段お料理に使うにはどうしたらいいんだろうと思うんですが、意外となんでもあうことができるんだな、と。今回のレシピでは和食をご紹介いただきましたが、洋食なんかともあうんですよね?

湯本さん: もうそれはクセのない食材ですので、煮ても焼いても、当然揚げても、どんなものにも合いますし、特に「油」との相性が非常に良いです。家庭では簡単に揚げたり、炒めたり、そのままサラダにしたりと、用途は広いと思います。

太田さん: なるほど。ぜひ皆さんにも挑戦していただきたいなと思います。

実際にお店で生きくらげはどう調理されているの?

太田さん: 先程もお話がありましたが、私たちで「くらしき茶寮さん」にお邪魔して、お食事させてもらいました。所長、すごく贅沢なお時間でしたよね。
なんだかもう入った瞬間に格式が高い!その中にもあたたかみがある空間と言いますか、本当にね、和食をこれからここで食べられるんだというドキドキ感が高まるようなお店でした。
こちらは昨年の11月にオープンしたばかりということで、コンセプトなんかはどうなっているんですか?

湯本さん: コンセプトは「四季の食材を惜しげもなく使って」です。目指す物は地産地消で、なおかつ家族や接待で利用できる100名を超えるパーティーが出来るお部屋もありますので、その中で思い出に残るような一時を過ごしていただけるようなお店作りを目指しております。

太田さん: 個室なんかもたくさんあって、雰囲気も良いので、先程もおっしゃったように慶事事にもいいですし、これからの季節ですと忘新年会にもいいのかなという風に思いました。
そして、くらしき茶寮さんでは、生きくらげを使ったお料理を食べることができるんですよね。どういったメニューを出されているんですか?

湯本さん: 今はくらしき茶寮及び、カニの専門店である甲羅3店舗で、天ぷらに使っております。今後は他の用途として、特にくらしき茶寮で使用していければな、と思っています。

太田さん: 天ぷらは、ゴボウと一緒にした掻き揚げでしたよね。

所長: そうですね。リスナーの方には悪いんですけれども、先に試食させていただきましたね。

太田さん: 本当にね、油と相性が良いといいますか、掻き揚げもパリパリと食感も美味しくて、本当に美味しいメニューなんでした。さあ、これだけ言うと皆さんも本当に食べたくなるなと思うんですが、実は…

所長: なんと!

太田さん: 湯本さん、美味しいプレゼントをご紹介していただいていいですか?

湯本さん: お食事券3000円分を5名様にプレゼント致します。

太田さん: ありがとうございます!くらしき茶寮なんですが、こちらは倉敷インター付近で、かもがた茶屋さんなどの近くにあります。お昼はランチもありますので、ぜひぜひこちらで浅野産業さんの生きくらげを召し上がっていただきたいなと思います。
それでは最後に、湯本さんからラジオをお聞きの皆さんに一言メッセージをお願いできますでしょうか?

湯本さん: くらしき茶寮に関してですが、ランチは1800円~、ディナーに関しては4600円~と、非常にリーズナブルな価格帯でご用意しております。それに、100名を超える宴会施設もご用意しておりますので、慶事、法事、各種の宴会、またTPOに合わせての宴会も含めて利用していただければと思います。
皆さんにご満足していただける空間と時間を過ごせると思いますので、ぜひいらしてください。よろしくお願いいたします。

太田さん: ありがとうございます。お二人とも今日はありがとうございました。
■ご紹介した生キクラゲの購入は>>こちらから。

プレゼントのお知らせ

今回ご紹介した生きくらげを使った料理がいただける、株式会社ケイコーポレーション様の3000円分のお食事券(グループ全店で利用可能)を、5名の方にプレゼントします。皆様奮ってご応募ください。