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2019年04月19日

長期保存に◎干ししいたけの作り方と失敗を防ぐポイント

干ししいたけの作り方

こんにちは、きのこ家スタッフのどん子です。
ついつい買いすぎてしまった生しいたけ、使いきれなくて余ってしまったなんてことはありませんか?

そこで今回は家庭でできる干ししいたけの作り方についてご紹介します。
特にシイタケは干すことで旨みも栄養もアップして、おいしい乾燥シイタケになりますよ♪

干ししいたけの作り方

しいたけの石づき

①あらかじめシイタケ表面の汚れはキッチンペーパー等でふきとり、石づき(軸の先の部分)を切り落とします

②丸ごと干す場合はそのままで、スライスタイプの乾燥しいたけを作りたい場合は、5~6mm程度の薄切りにします。

このとき、戻し時間を短縮するため、丸ごと干す場合も軸は切り落としてOK。軸もスライスしておけば戻し時間が短縮できます。

シイタケが重ならないようにザルやカゴなどに並べます。
丸ごとの場合は傘の部分を下にし、ヒダの方が上になるように並べます。

しいたけを干す様子

太陽の直射日光がよくあたり、風通しが良い場所に干します。
大気中の花粉やチリ・ゴミなどが気になる場合は、部屋の中で日光がよくあたる場所において乾燥させます。

⑤全体の水分がよく飛んだら完成。
乾燥するのにかかる時間は、丸ごと干す場合は、5日~1週間程度。薄切りの場合は2~4日程度が目安です。

しいたけを乾燥させるときのポイント

乾燥しいたけ

天気が悪い日、湿った日が続くと、空気中の水分を吸ってうまく乾燥してくれません。
特に丸ごと干した場合は中に水分が残っていることが多く、うまく乾ききらないとカビの原因などにもなりますので、注意が必要です。

また、シイタケは乾燥すると軽くなるので、風に飛ばされることがあります。
外に置いてあらかじめ乾かしたら、あとは直射日光が当たる窓際など置いて干すのもオススメです。

また、市販の野菜干しネットを使ったり、洗濯バサミにはさんで干すという方法もあります。


干ししいたけの保存方法と期間

袋詰めの乾燥しいたけ

完成した干ししいたけは、一緒に乾燥材などを加えておき、ジップロックなどの保存袋や密閉容器に入れて保存します。

保存状態にもよりますが、保存期間の目安としては約1~2ヶ月
乾燥がうまくできていない場合は、早めに食べきるようにしましょう!

しいたけは冷凍保存もオススメ!

保存袋に入れたしいたけ

天気が良い時期は良いのですが、梅雨の時期など雨が多い季節に干ししいたけを作るのは難しいですよね。
そこでオススメなのが、しいたけを冷凍保存する方法

石づきを落としたしいたけを食べやすい大きさに切り、後は保存袋に入れて冷凍するだけ。
失敗も少なく、冷凍庫で約1ヶ月程度保存することができます。

雨が多い季節や、きちんと乾燥できるか不安という方はぜひ冷凍保存をお試しくださいね♪

↓しいたけ冷凍保存方法はこちらからプロ直伝生しいたけの冷凍保存方法

干ししいたけを戻すときのポイント

水で戻す干ししいたけスライス

乾燥しいたけを戻すときには、しいたけの栄養と風味をしっかり活かすためにも、時間をかけて水戻しするのがオススメ。

水戻しした際の戻し汁にはしいたけの旨みがギュッと凝縮されているので、戻し汁は捨てずに料理に使ってみてください。おいしいシイタケダシになりますよ。

↓干ししいたけの戻し方と活用レシピはこちらから干ししいたけの戻し方と戻し汁まで使う活用レシピ

最後に

乾燥しいたけを作る様子

しいたけには日光にあてることで旨みが増して「ビタミンD」の量が増えるという特徴があります。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促す栄養素で、丈夫な骨を作ってくれることから、骨粗しょう症の予防に効果的なんです。

生シイタケと比べるて戻し汁も料理に使えることから、おいしい和食を作るのに欠かせない乾物ともいえます。

スライスした乾燥しいたけの方が戻し時間が少なくなるので、時短重視な場合は最初からスライスして乾燥しいたけを作るのがオススメですよ。
たくさん生シイタケが手に入ったときには、ぜひご家庭でお試しくださいね。

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